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自殺願望と線維筋痛症による不登校 女子高校生UMさん

不登校ケース6
UMさんは、中3の11月中旬から節々の痛みを訴えました。酷くなるとペンが持てないほどの、体中にガラスの破片を埋め込んだような激痛に襲われました。そして治療に専念するために休学。鍼治療を行ったところ痛みは改善したが、学校に行けなくなりました。

原因は学校と家庭の両方のストレスでした。

私がUMさんに直接カウンセリングを行い、3回で自発的に再登校を始めました。

  1. Vol.1全身の激痛(無料電話相談)

    UMさんは中高一貫の女子校に在籍しています。

    お母さんからのお電話は高1の4月。UMさんは、その前年の11月中旬から節々の痛みを訴えました。
    頭痛もあり、痛みが酷くなるとペンが持てないほどに。体中にガラスの破片を埋め込んだような痛みに苦しめられました。
    新井「ガラスの破片…たしかその症状ってナントカ線維症とか…」
    お母さん「線維筋痛症です。」

  2. Vol.2大量のストレスの記憶(1回目カウンセリング)

    はるばる遠くからUMさんとご両親・妹さんが一家総出でいわきまでお越し下さいました。

    UMさんの顔色は優れません。かわいい顔なのに目の下にクマがあります。
    彼女は「学校に行けない。行こうとすると足、お腹、頭が痛くなります」と言います。
    実はまだ痛いところだらけでした。

  3. Vol.3今学校に行けるんじゃないか
    (2回目カウンセリング)

    不登校セラピーカウンセリングの様子
    1週間後、2回目のカウンセリングです。

    まずはおばあちゃん。
    おばあちゃんからの電話に対する「怖い」という感情、おばあちゃんに対する圧迫感を取り除きました。

    次は生物の女のMO先生。
    背中を叩かれた時の痛覚の記憶がわずかに残っており、それを取り除きました。

    数学の男のTK先生。
    この先生に対する「腹が立つ」という感情、先生のセリフの音声、顔の記憶を取り除きました。

  4. Vol.4もう行きます!(3回目カウンセリング)

    6日後、3回目のカウンセリングです。

    GWをはさんで昨日登校にチャレンジしたのですが残念、登校はできませんでした。学校の先生友達に対してはさほどのことはなく、自分自身に対して何か罪悪感のようなものがあるため、といいます。

    しかもまだ腹痛があります。今回もご家族には席を外していただきます。

    罪悪感とは、何か深いものを感じさせます。その罪悪感の正体は何なのか話を良く聴いてゆくと、ご両親のことが出てきます。特にお父さんのことです。